室内楽体験レポート 久保真優菜


この度『ジャスミン音楽賞』をいただき、初めて室内楽の経験をさせていただきました。
これまでは一人でピアノに向かっていることがほとんどでしたが、自分も弾きながら周りと合わせることで、一つの音楽を共有し、より良いものに仕上げていくことがとても楽しいものであるということを体感することができました。
常に複数のことを考え、音楽を作り上げていくというとのはとても意識の必要とすることでした。ソロの場合、テンポや強弱は、ステージに上がってしまえばある程度自分の好きなようにコントロールできますが、アンサンブルではそうはいきません。でもその分、メンバー間での意思疎通を通してぴったりとまとまった時の喜びは大きいと(短時間の合わせではありましたが)感じました。
また、ステップアドバイザーの先生方からはペダルの使い方やタッチの工夫についてご指摘をいただき、とても参考になりました。
これからピアノに向かう際にも、様々な楽器の音色をイメージしながら音を作っていきたいです。

ピティナピアノステップ狛江地区(参加者全員がアンサンブルを演奏します)に参加できたことも嬉しかったです。ホールも楽器(ベーゼンドルファーのフルコン)も素晴らしく、2日間様々な演奏形態の音楽を味わうことができ、とても勉強になりました。そして何より、世代や立場をとわず音楽を愛する方々と出会うことができて、自分の世界が少し広くなったのは間違いありません。緊張や反省もありますが、北海道から参加できて本当に良かったです。

PTNAのステップは全国で開催されていますが、地域によってカラーが違うと感じました。ピアノ学習者がステージでアンサンブルを披露するのは、準備等含めてなかなか難しいことだとは思います。しかし、狛江ステップ主催者の多喜靖美先生が最後におっしゃっていた「人生はアンサンブルそのもの」という言葉は自分にとってとても重く響き、その重要性が少し分かった気がしました。相手の思いを汲み取ることは音楽に限らずどんな場面でも大切だと思うからです。その点でも、ソロに限らず色々な楽器を学ぶことから得られるものは大きいのかもしれません。

最後になりましたが、今回ご指導いただいた多喜靖美先生、共演及び指導して戴いたヴァイオリニスト・古澤晴子先生、チェリスト・篠崎由紀先生、お世話になったPTNAステップ参加者の皆さま、ありがとうございました。今後も機会を見つけてこのような経験を積み、自分の音楽・人生を豊かなものにしていきたいです。

【ジャスミン音楽賞】

プロ弦楽器奏者と共演してピアノトリオ曲を演奏して戴く機会を提供します。

〈共演〉

ジャスミン音の庭室内楽クラス(代表・多喜靖美)の弦楽器講師(N響奏者、芸大講師ほか)

〈演奏曲〉

ピアノトリオ曲(12分以内)
曲については要相談。

〈合わせ&指導〉

共演弦楽器奏者及びピアノ講師・多喜靖美

〈演奏〉

ピティナ・ピアノステップ狛江地区(2018年度は11月17日、18日)

〈褒賞〉

ステップ参加料を含め上記の費用の全てを進呈。

室内楽クラスの様子


室内楽

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